瀬谷区制50周年へ始動 実行委員会が立ち上がる 横浜市瀬谷区

委員の投票で決まったロゴマーク

 2019年の瀬谷区制50周年に向けて3月19日、区民・関係団体・行政などで構成される記念事業実行委員会が発足した。区民参加と魅力発信などを掲げた事業テーマやロゴマークが正式に決まり、50周年の取り組みが本格的に始まった。

あらゆる区民の参加促す 
 
瀬谷区は1969年10月に戸塚区から分区して誕生し、来年に大きな節目を迎える。実行委員会は記念事業の企画・実施、PRなどを担い、自治会町内会の地区連合・各種団体・教育機関・民間事業所の代表者などが参画している。19日に区役所で第1回目が開催され、委員長に瀬谷区連合町内会自治会連絡協議会の網代宗四郎会長が選ばれた。網代委員長は就任を受けて、「子どもからお年寄りまで多くの区民の心に残る事業を実施するため力を尽くしていきます」と意気込みを語り、委員に協力を呼びかけた。

 記念事業のテーマは「みんなが『つながる』」「みんなに『つたわる』」「あしたに『つなげる』」。年齢や性別・障がいの有無などに関係なくあらゆる区民の参加を促すとともに、区の歴史や魅力を発信していく考えだ。ロゴマークは、3案から委員の投票で決定。「50」を中心として、瀬谷区の花であるアジサイと、マスコットキャラクターのせやまるをあしらったデザインとなった。

 事業実施の方向性としては、新しい取り組みに加えて、行政や地域が開く既存行事に「50周年」の冠を付けたり、12地区連合町内会のメインイベントを周年事業と位置付けていくという。また2018年度は、区民意識調査(17年度)の回答者の77%が周年を「知らない」と答えたことを受け、広報に力を注ぐ。

キャッチフレーズ募る

 実行委員会では、50周年のキャッチフレーズを募集する。区内在住・在勤・在学であることが条件で、採用者には図書カード1万円分が進呈される(複数の場合抽選)。区役所や地区センター、区ホームページで入手できる専用用紙に必要事項を記入して郵便やファクス、Eメールで応募する。受付期間は4月2日〜30日(必着)。詳細は区ホームページ、または区広報相談係【電話】045・367・5635。

各種団体の代表者などが集まった=瀬谷区役所

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