2018ロシアワールドカップを戦うイングランド代表では、FWハリー・ケインがセンタフォワードの1番手、それに続くバックアッパーがレスター・シティFWジェイミー・バーディとなっている。2人はタイプも大きく異なるため、代表監督ガレス・サウスゲートにとっても有効なオプションだ。
しかし、まだ代表入りを諦めていないFWがいる。ボーンマスに所属する35歳のベテランFWジャーメイン・デフォーだ。デフォーはこれまでもイングランド代表でバックアッパーとして活躍し、2010南アフリカワールドカップを経験している。
そのデフォーは今節のワトフォード戦に途中出場すると、試合終了間際に劇的な同点ゴールを記録。ここまで満足な結果は出せていなかっただけに、代表入りへ向けて良いアピールとなったはずだ。英『FourFourTwo』によると、デフォーもプレイし続けることが代表入りに繋がると希望を持っており、ロシアへ行くことを諦めてはいない。
「今は3回続けて代表メンバーから外れているけど、それはプレイしていないからだ。監督とも数か月前に話をした。シンプルなことで、出場して得点を決めなければならない。過去に何をしてきたかによって代表に入ることはできないんだ」
デフォーは実績のある選手だが、それだけで今の代表に入れるほど選手層は薄くない。マーカス・ラッシュフォードなど若手も育っており、イングランド代表はこれまで以上にメンバー争いが激しい。残りのシーズンで得点を量産できればチャンスはあるはずだが、得点感覚抜群のベテランFWはもう1度ワールドカップへ行けるか。
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