五十鈴グループ入社式、鈴木代表「〝人財〟価値高めよう」

 五十鈴グループは2日、学卒5人を含む計28人(うち女性15人)を迎え、東京本社(千代田区丸の内)で入社式を行った。

 新入社員一人ひとりが入社前研修での学びを踏まえた入社後の抱負を一言ずつ自己紹介で述べ、先輩社員からは自身の体験に基づくエールが送られた。

 鈴木貴士代表CEOは、グループに根づく創業者精神や理念経営を伝えた上で「尊敬と感謝の思いを欠かさず人の縁と運(幸運)をもたらすたゆまぬ努力が大切だ」と訓示。

 その上で「一人ひとりが『五十鈴の価値観』を踏まえつつ、部分ではなく全体最適を意識しながら配属先での職務を全うしてほしい」と激励。「われわれは人をコストではなく資産と捉えるからこそ『人財』である諸君一人ひとりを指導し、グループの資産価値を高めていく。まずは元気・笑顔・素直に日々精励できるよう、健康に留意し自分自身を律してもらいたい」と呼び掛けた。

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