愛知製鋼、『Aichi Way』の心構え、新人に 〝対話形式〟で入社式

 「内定式後の半年間で何を学びましたか」「『Aichi Way』を一読し、どう感じましたか」―愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は2日、藤岡社長の問いに対して新入社員が考えを述べる、対話形式での入社式を初めて開催した。

 これは、同社が新行動規範『Aichi Way(アイチ・ウェイ)』で掲げるコミュニケーション強化、当事者意識の醸成といった理念を新入社員へ伝えることを狙って、キーワードの「変わる」に基づく新たな取り組みとして行われたもの。

 代表者への辞令交付に続いて、藤岡社長は新入社員109人に歓迎と激励を込めたメッセージを送り、卒業論文のテーマや『Aichi Way』内の好きな言葉は何か、それを今後社会人生活に活かしていきたいかを新入社員に質問。各自が今後の目標、取り組み内容を具体的に答えた。

 力強いメッセージを受け、藤岡社長は「この仲間とともに仕事ができることを幸せに思う。『Aichi Way』への理解を深め、辛い時があっても当事者意識を持って前を向き頑張ろう」と呼び掛けた。

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