マイコラスのメジャー初安打は勝ち越しホームラン!

【カージナルス8-4ブリュワーズ】@ミラー・パーク

巨人で3年間プレイしたあと、昨年12月にカージナルスと2年契約を結んだマイルズ・マイコラスがメジャー復帰後初先発。マニー・ピーニャ、ロレンゾ・ケイン、エリック・テームズに本塁打を浴び、6回途中までに4点を失ったものの、2対2の同点で迎えた5回表にメジャー初安打となる勝ち越しツーランを放ち、自らのピッチングを助けるとともに、チームの勝利に貢献した。

5回表二死一塁の場面で打席に立ったマイコラスは、カウント1-1からの3球目、インコースへのカッターを上手くバットに乗せ、左中間スタンドへ勝ち越しツーランを叩き込んだ。カージナルスのマイク・マシーニー監督は「いつも(アダム・)ウェインライトがやっていることだね」と昨季シルバースラッガー賞を受賞した自軍のベテラン右腕の名前を挙げ、「スプリング・トレーニングでマイコラスの打撃練習を見ていたときに、良い感じだと思っていたんだ」とコメント。マシーニーにとって全く想定外の一発というわけではなかったようだ。カージナルスは6回表にポール・デヨングの3号スリーランなどで4点を追加し、リリーフ陣がブリュワーズの反撃をゼロに封じて2連勝。4年ぶりの白星を手にしたマイコラスは「6回を投げ切れなくて残念だ。ブルペンはとても優秀だけど、彼らの負担を減らしてあげたかった」と反省を口にしていた。

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