ハーパーが3号スリーラン ナショナルズ開幕4連勝

【ナショナルズ8-1ブレーブス】@サントラスト・パーク

契約最終年を迎え、友人のジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)が「かつてないほどに集中している」と話すなど気合十分で今季に臨んでいるブライス・ハーパー(ナショナルズ)。日本時間4月2日のレッズ戦で今季初アーチを含む2本塁打を放ったハーパーは、日本時間4月3日のブレーブス戦でも2回表の第2打席でリードを5点に広げる3号スリーランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

ブレーブスの本拠地サントラスト・パークでは、ハーパーが打席に立つたびに大きなブーイングが鳴り響いた。敵地でのブーイングは、敵軍のファンに実力を認められている証拠。もちろん、敵軍のファンだけでなく敵軍の監督・コーチや選手もハーパーの実力を認めており、ハーパーはこの試合で4度も歩かされた。ナショナルズは本塁打を含めて5度出塁したハーパーの活躍を生かし、先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点してブレーブスに快勝。7回1失点の好投を見せたタナー・ロアークの頑張りも光った。2番手として登板し1イニングを無失点に抑えたショーン・ケリーは「彼は試合を変えられる男なんだ。彼が四球で出塁すれば、その他の選手が彼を還すこともできるしね」とハーパーの存在の大きさを強調していた。

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