今月8日の釈迦(しゃか)の生誕を祝う「孝道山花まつり」が10日まで、横浜市神奈川区の孝道山で行われている。66回目となることしは「平和への 希(ねが)いひろげる 花まつり」をテーマに、地域との交流を深めている。
手作りの花舞台が境内を飾り、本堂と山門には誕生仏を祭る花御堂が設けられている。1日は稚児行列やフラワーダンス、郷土民謡などが披露されたほか、岡野正純統理が導師を務めた灌仏(かんぶつ)庭儀(ていぎ)法要も行われた。
孝道山は全国に信徒を擁する孝道教団の総本山。境内には1952年と60年にそれぞれ比叡山延暦寺から招来した「仏舎利」と「不滅の法灯」が祭られている。