地域の安全安心を 消防団第10分団の新詰め所完成 三浦

 三浦市消防団第10分団の詰め所が和田児童会館跡地(神奈川県三浦市初声町和田)にこのほど完成し、関係者らを招いた内覧会が1日に行われた。

 詰め所は木造2階建てで、延べ床面積は約70平方メートル。総工費は約2900万円で市が整備した。1階は車庫のほか器材を置く場所として使用し、2階は災害時に団員が待機するためなどに利用する。

 内覧会で吉田英男市長は「ここを活動拠点として、引き続き地域の安全安心のために力をいただきたい」とあいさつ。秋本清道消防団長は「災害から市民を守るため最大の努力を図っていく」と述べた。

 市内には計12分団があり、第10分団は初声地区の和田、入江、高円坊の3地域での災害活動を担っている。

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