[CL]セビージャ、自慢のハイプレスで善戦も…… リベリが2得点演出でバイエルンを救う[映像アリ]

抜群の存在感を示したリベリ photo/Getty Images

3日にUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝(1stレグ)が行われ、バイエルン・ミュンヘンが敵地でセビージャと対戦した。  

序盤から互いにコンパクトな布陣を敷き、相手の出方を窺う展開に。最終ラインを高めに保ってハイプレスを試みたセビージャであったが、バイエルンの選手たちがサイドチェンジを多用し始めて以降、徐々に押し込まれる構図となった。

防戦を強いられたセビージャはサイド攻撃から活路を見出だす。20分、左サイドからのクロスのこぼれ球に反応したサラビアがペナルティエリア内でシュートを放つが、枠内にシュートを飛ばすことができなかった。
 
バイエルンがボールを支配する時間が続くなか、試合を先に動かしたのはセビージャだった。31分、左サイドを駆け上がったエスクデロがクロスを送ると、ファーサイドでボールを受けたサラビアが相手DFベルナトをかわし、左足のシュートでゴールを陥れた。
 
何とか先制点をもぎ取ることに成功したセビージャだが、バイエルンもすかさず反撃。37分、J・ロドリゲスからのパスを受けたリベリが左サイドからパスを送ると、このボールがセビージャのナバスの足に当たり、ゴールに吸い込まれた。1-1の同点で前半を終える。

アウェイゴールを奪われたセビージャであったが、引き続きハイプレスを敢行。セビージャの勇敢な戦いぶりに手を焼いたバイエルンであったが、ワンチャンスをものにする。68分にリベリが左サイドから柔らかいクロスを送ると、このボールにT・アルカンタラがヘディングで反応し、ゴールを陥れた。
 
その後、セビージャのモンテッラ監督は78分にS・ラミレス、80分にムリエルを投入。アタッカーを増やして同点ゴールを狙ったが、バイエルンの堅牢な守備を攻略するには至らず、試合はこのまま終了。バイエルンが貴重なアウェイゴールを手にし、2ndレグにむけて弾みをつけた。
 
[メンバー]
セビージャ:ソリア、ナバス、ケアー、ラングレ、エスクデロ、ピサーロ、エンゾンジ、サラビア、バスケス、コレア(→S・ラミレス 78)、ベン・イェデル(→ムリエル 80)

バイエルン:ウルライヒ、キミッヒ、ボアテング、フンメルス、ベルナト(→ラフィーニャ 46)、J・マルティネス、ミュラー、ビダル(→J・ロドリゲス 36)、T・アルカンタラ、リベリ(→ロッベン 79)、レヴァンドフスキ

[スコア]
セビージャ 1-2 バイエルン

[得点者]
セビージャ:サラビア(31)

バイエルン:OG(37)、T・アルカンタラ(68)

参照元:youtube

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