3日にチャンピオンズリーグ・準々決勝の1stレグが行われ、ユヴェントスがレアル・マドリードをホームへ迎え入れた。
昨季のCL決勝でも実現したこの対戦カード。リベンジを狙うユヴェントスはジャンルイジ・ブッフォンやパウロ・ディバラ、ゴンサロ・イグアンらがスターティングメンバーに名を連ねた。一方でレアルは、セルヒオ・ラモスやクリスティアーノ・ロナウド、イスコらが先発起用されている。
レアルボールでキックオフされた試合は、すぐさまスコアが動いた。3分、右サイドの深い位置でボールを受けたイスコが、ドリブルで持ち込み中央へクロス。ニアサイドへ走りこんだロナウドが、DFの前でうまく右足のアウトサイドで合わせ、レアルが先制に成功した。なお、ロナウドはこのゴールにより、今季のCL全試合ゴール記録を継続している。
先制点を奪われたホームのユヴェントスだが、同点ゴールを奪うべくディバラやイグアインを中心に反撃を試みる。しかし、レアルの主将セルヒオ・ラモスや守護神ケイロル・ナバスなどが目の前に立ちはだかり、なかなかゴールを奪い返すことができない。
レアルの1点リードで後半を迎えると、再びゴールネットを揺らしたのはロナウドだった。64分、ユヴェントスのミスから得たチャンスのこぼれ球を、右サイドでボールを拾ったダニエル・カルバハル。中央へ折り返すと、このボールをロナウドが華麗なバイシクルシュートでゴールを狙う。予想外のシュートにブッフォンは1歩も動くことができず、ボールはゴール右へ突き刺さった。
その後、ディバラがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場したことで、試合を優位に進めるレアル。72分にロナウドとのワンツーで抜け出したマルセロが、試合を決定づける3点目のゴールを決め勝負あり。レアルが敵地での圧巻のパフォーマンスを披露し、ユヴェントスを3-0で撃破。累積警告でラモスの2ndレグ欠場が決まり、後半の頭には一抹の不安がよぎったが、その後の追加点でベスト4進出へ大きく近づいた。
[スコア]
ユヴェントス 0-3 レアル・マドリード
[得点者]
レアル・マドリード:ロナウド(3、64)マルセロ(72)
参照元:YouTube
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