リヴァプールはどのチームが相手でも互角に戦えるだけの実力を持っているが、チャンピオンズリーグでは優勝候補に挙げられているわけではない。やはりバルセロナ、レアル・マドリード、今回準々決勝で対戦するマンチェスター・シティの方が優勝に近いとの評価だ。
しかしリヴァプールでアシスタントコーチを務めたこともあるパコ・アジェスタランは、リヴァプールがこのまま優勝しても不思議はないと実力を認めている。
英『Liverppol Echo』によると、アジェスタランは短期決戦では何でも起こり得ると語り、決勝まで残り5試合のところまでくれば優勝も不可能な話ではないとイスタンブールの奇跡に続く偉業に期待している。
「チャンピオンズリーグは特別なコンペティションだ。ミスをすることは許されない。毎試合集中して臨まないといけないんだ。私はリヴァプールには行けるところまで行くクオリティがあると思う。ただ、リーグ戦ではミスをカバーする時間があっても、チャンピオンズリーグではそれがない。それでもファイナルまでは残り4試合だ。リヴァプールが集中し、高い意識を持っていればそこにたどり着けないだろうか?一発勝負では何でも起こり得るんだ」
アジェスタランはアシスタントコーチとしてミランを撃破したイスタンブールの奇跡を経験しており、短期決戦ならミラクルを起こせることを理解している。リヴァプールが好調時のパフォーマンスを5試合続けることができれば優勝できるかもしれないが、4日のマンC戦1stレグからミラクルはスタートするだろうか。
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