レディックの2本塁打6打点で王者・アストロズが4連勝

【オリオールズ6-10アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

日本時間4月4日のオリオールズ戦の開始前、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークでは昨年のワールドシリーズ制覇を記念したチャンピオンリングの贈呈セレモニーが行われた。さらに、始球式には昨季限りで現役を引退したカルロス・ベルトランが登場。球場に詰めかけた3万7000人以上のファンが盛り上がりを見せるなか、先制を許した直後の1回裏にカルロス・コレアの逆転ランニング本塁打が飛び出し、ジョシュ・レディックが6回裏に1号逆転ツーラン、7回裏にダメ押しの2号グランドスラムを放つ活躍でチームを勝利に導いた。

コレアがランニング本塁打を放った一方で、先発のジャスティン・バーランダーが6回途中4失点で降板するなど、やや荒れ模様となったこの試合で、勝利の立役者となったのはレディックだった。前日まで9打数1安打(打率.111)の不振に喘いでいたものの、ビデオをチェックするなかで「下半身がほんの少しだけ速く動きすぎていた」ということに気付き、スイングを微調整。「それが上手くいったよ」と語ったように、2本塁打で6打点を叩き出す大活躍を見せた。また、4回表にはトレイ・マンシーニの逆転スリーランかという打球を好捕。レディックの攻守にわたる活躍もあり、アストロズは連勝を4に伸ばした。

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