セレッソ大阪は3日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第5節で済州ユナイテッドをホームへ迎え入れた。
大幅にメンバーを入れ替えて臨んだC大阪だが、16分に片山瑛一が、34分に柿谷曜一朗がゴールを決め、前半を2点リードして折り返す。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、なんとか逃げ切り、2-1で済州を撃破した。この結果、C大阪はグループGの2位に浮上。最終節で相見える首位の広州恒大戦で勝利することができれば、問答無用で決勝トーナメント進出が決まる。
試合後、済州戦で2点目ゴールを決めた柿谷がインタビューに応じ、「試合が続くことで、いいコンディションになっていく。今日は初めて一緒にピッチに立った選手もいた中で、全員が共通意識を持ってできたことはいい成果だった。怪我人が多い中でも、これだけ選手たちが意識を高く準備できれば、これくらいの試合はできる。ただ、もう少し質のところは高めていけるかな」と振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。
そして「みんなが与えられたチャンスを生かしたと思う」と述べつつも、まだまだ先を見据えている柿谷は「でも、済州相手に苦戦しているようでは、この先まだまだ厳しいと思う。自信を持ってやるのはいいけど、まだまだ自分たちは強くなったわけではない」と厳しいコメントも残した。
ただ「その自信を全面に出してプレイできれば、どんな結果であろうと次につながる」とも話しており、「試合が続く中で、選手の入れ替えはたくさんあると思うので、誰が出ても結果を残していけたらいいと思う。次はまたJリーグがあるので、しっかり今日の疲れを取って、試合まで時間があるので、全員でいいコンディションで臨みたい」と今後の意気込みを明かしている。
はたして、17日に敵地で行われる広州恒大との大一番で勝利を収め、C大阪は次のステージへコマを進めることができるのか。
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