横浜市は4日、平昌冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した高木美帆選手(23)=日本体育大学助手=に市スポーツ栄誉賞を贈呈した。
林文子市長は贈呈式で、「皆さんが大いに楽しんだのが、女子団体追い抜きだと思う。興奮と感動のレースを忘れることはない。スピードスケートの楽しさを知った」と激励。高木選手は「たくさんの支えがあって、この結果を残せた。団体追い抜きもチーム一丸となってメダルを取れたことに喜びを感じている」と振り返った。
歓談には、女子1500メートルの銀メダル、1000メートルの銅メダルも持参。市長に3色のメダルについて聞かれると、「3色そろったことより、一つ一つにレースに対する特別な思いがある」と答えた。
高木選手は2013年に日体大に入学。同市青葉区の健志台キャンパスに通った。「横浜は住みやすく、私の好きな都市なので、今回賞を頂けて光栄」と話した。