タッカー&フォルティネビッチの活躍でシャーザー撃破

【ナショナルズ1-7ブレーブス】@サントラスト・パーク

2年連続サイ・ヤング賞の好投手、マックス・シャーザーと対峙することになったブレーブスだが、プレストン・タッカーの一発とマイク・フォルティネビッチの投打にわたる活躍で難敵を見事に撃破。リリーフ陣もナショナルズの反撃をなんとか凌ぎ、結果的には7対1で快勝した。ブレーブスは地区優勝の大本命であるナショナルズとの3連戦を2勝1敗で終え、開幕から2カード連続で勝ち越し。現在の戦いぶりを今後も維持できるようなら、無風と見られていたナ・リーグ東部地区を面白くしてくれそうだ。

ブレーブスは1回裏二死走者なしから二塁打と相手のエラーで一、三塁のチャンスを作り、タッカーがセンター右へ先制の2号スリーランを叩き込んだ。2試合連続で初回スリーランのタッカーは「失投を逃さずに捉えることができた」と満足げ。難敵・シャーザーから大きな3点を手に入れた。さらに4回裏には二死一、二塁のチャンスでフォルティネビッチがレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。結局、シャーザーは5回5失点で降板となった。フォルティネビッチは本職のピッチングでも6回途中1失点と好投し、今季無三振だったブライス・ハーパーから2奪三振。6回表二死満塁のピンチはサム・フリーマンがライアン・ジマーマンを見逃し三振に抑え、9回表一死満塁のピンチではアローディス・ビスカイーノがハーパーをショートフライ、マット・アダムスを空振り三振に抑えて試合を締めくくった。ブライアン・スニッカー監督は「今日の彼は本当に良かった」とフォルティネビッチの投打にわたる活躍を手放しで褒め称えていた。

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