酸洗鋼板を主体とする薄板販売業の泰誠産業(本社・東京都台東区上野3―20―7)は、内山光政社長(78)が代表権を持つ取締役会長となり、後任の社長に佐藤勉常務(66)が就任。4月から新体制をスタートさせた。
内山氏は約40年間にわたり社長を務めた。今回、トップの若返りを図り、事業承継をスムーズに行っていくため、まずは「2人代表制」とした。
佐藤 勉氏(さとう・つとむ)70年(昭45)東北工業大学電子工業高専学校普通科卒。村山鋼材、住金物産関東コイルセンター(現日鉄住金物産関東コイルセンター)を経て6年前に泰誠産業に入社し、現在に至る。51年(昭26)10月生まれ、山形県最上町出身。東京都大田区蒲田在住。