リサイクルポイント東京、ドローンの中古市場に本格参入、新品よりも平均3割安く販売、まずは買取から開始

ドローン・ロボット社会における電子機器の中古品流通の専門商社、RECYCLE POINT TOKYO 株式会社は、 産業用ドローン市場の活性化を背景にドローンの中古売買を4月1日から開始した。一般用、プロ用はもちろん、 産業用のカメラから本体まで幅広いラインナップを取り扱い、まずは自社ドローン専門 Eコマースサイト「TOHASEN STORE」にて買取から開始し、随時、中古品販売を本格稼働させていく。

インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書2018」(3月調べ)によると、2017年のドローンビジネス市場規模は約503億円、7年後の2024年は約7倍の3711億円に成長すると言われている。国土交通省は、2020 年以降都市部での本格的な飛行解禁をめざす検討会を開始しており、産業用ドローンにおいては、日本市場の活性化が期待できる。

リサイクルポイント東京は、DJI正規代理店としての部品調達力、DJI修理技能認定者が多数在籍する背景から、本格的な中古売買に取り組むことになった。中古品は、新品価格より平均3割程度安くなる品揃えで提供し、事業者のドローン購入負担を軽減、2019年度中に中古ドローン販売で1億円を目指す計画。開始当初は自社サイトのみ展開、2018 年度以内に DJI認定ストア千葉や新規出店も視野に入れている。

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