ロサリオが決勝2点タイムリー三塁打 メッツ連勝

【フィリーズ2-4メッツ】@シティ・フィールド

2対2の同点で迎えた6回裏のメッツの攻撃。メッツは2つの四球で二死一、三塁のチャンスを作り、打席には球団ナンバーワンの有望株であるアメッド・ロサリオが入った。フィリーズの右翼手、ニック・ウィリアムスは定位置よりも前方にポジションをとっていたが、ロサリオが初球を捉えた打球はウィリアムスの頭上を越え、勝ち越しの2点タイムリー三塁打に。フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は「いい当たりだったから(ウィリアムスが)25フィート下がっていたとしても捕れたかどうかはわからない」と作戦ミスを否定したが、ロサレスのこの一打が決勝点となり、メッツはフィリーズとの2連戦をスイープした。

殊勲打のロサリオは「打ってすぐに、ウィリアムスが浅く守っていることに気付いた。彼の頭上を越えていくだろうと確信したよ」と自身の一打を振り返った。ヨエニス・セスペデスの2号ツーランで先制しながらも同点に追い付かれたメッツは、ロサリオのこの一打で勝ち越しに成功。先発のノア・シンダーガードが4イニングで降板する誤算があったものの、今季好調のリリーフ陣が残りの5イニングを無失点に抑え、このリードを守り抜いた。シンダーガードは「ブルペンに本当に感謝している。彼らは本当に素晴らしいよ」とリリーフ陣の働きぶりを絶賛。メッツは今季の成績を4勝1敗として、明日から敵地での強豪・ナショナルズ戦に挑む。

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