JX金属商事、経営効率化へ「ニットートレイディング」を統合

 JX金属商事(東京都中央区、社長・細谷一彦氏)は1日付で、完全子会社のニットートレイディング(本社・福岡県北九州市門司区、社長・吉田勇治氏)を合併した。ニットートレイディングは全事業をJX金属商事に継承したのちに解散する。JX金属商事は、ニットートレイディングを統合することで経営の効率化を図るとともに意思決定の高速化を目指す。

 ニットートレイディングは1977年に創業した非鉄金属商社で、2011年にJX金属商事が完全子会社化した。非鉄金属リサイクル事業と中古農業機械の輸出入が主力事業で、17年3月期の純利益は約5300万円。本社と千葉営業所(大網白里市)の2拠点で事業を展開している。

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