16年リオパラリンピック閉会式のステージで世界の注目を集めた車いすダンサー、かんばらけんたさん、32歳。
普段はシステムエンジニアとして働きながら、さまざまなイベントでダンスパフォーマンスを披露している。
先天性の障がいで車いすユーザーであるかんばらさんは、障がいを強みに変えたダンスで独自の世界を表現する。
「ダンスを見てもらうことで驚きや感動を伝え、障がい者と健常者の距離を近づけたい」
かんばらさんのダンスは独特で魅惑的。音楽に合わせて前輪を上げたり回転したりしながら自由に踊る。そして、車いすの上でダイナミックに逆立ちする大技や、車いすの上に乗ってクルクルと回転する“ろくろ技”など、自ら考えた多彩な技で観客を沸かせる。
「誰も見たことがないダンスを追究したいから、もっと自分のダンスを磨いていきたい」
目標は2020年の東京パラリンピックでダンスパフォーマンスを披露すること。
彼のダンスはまだまだ進化する。
車いすダンサー かんばら けんた さん
1986年3月12日生まれ 32歳 兵庫県出身
先天性の二分脊椎症で車いすユーザー。システムエンジニアの仕事をしながら2年前からダンサーとして活躍。リオパラリンピック閉会式にダンサーとして出演。舞台やイベントなどでパフォーマンスを披露、幅広く活動し ている。
PARA☆DO!
フジテレビパラスポーツ応援プロジェクト