ツインズが6回の集中打で逆転勝利 パイレーツは今季初黒星

【ツインズ7-3パイレーツ】@PNCパーク

雪が舞うパイレーツの本拠地PNCパークで行われたツインズ対パイレーツの一戦は、6回表に4本のタイムリーを集中して4点を挙げたツインズが逆転勝ちを収めた。一死三塁からミゲル・サノーのタイムリーで同点に追い付き、ローガン・モリソン、エドゥアルド・エスコバー、バイロン・バクストンがいずれもタイムリー二塁打を放って3点を勝ち越し。先発のジェイク・オドリッジは5回途中3失点で降板となったものの、2番手のテイラー・ロジャースから5番手のフェルナンド・ロドニーまで4人のリリーバーが無失点リレーでパイレーツの反撃を封じ、パイレーツの開幕4連勝をストップさせた。

試合中盤までは開幕4連勝と勢いに乗るパイレーツが試合を優位に進めていった。初回にジョシュ・ベルの1号ツーランで先制し、ブライアン・ドージャーの4号ソロなどで一度は同点に追い付かれたものの、4回裏にコリン・モランのタイムリーで勝ち越し。先発のイバン・ノバはツインズ打線に連打を許さない安定したピッチングを見せていた。

ところが6回表、ノバが先頭のドージャーを四球で歩かせると、ツインズはノバに2本のタイムリーを浴びせて逆転に成功し、ノバに代わってマウンドに上がったドビダス・ネベラウスカスからもエスコバーとバクストンがタイムリー二塁打を放って2点を追加。7回表にはサノーがこの日2本目のタイムリーを放ってリードを4点に広げ、このリードをリリーフ陣が守り抜いた。

「僕たちはいろんな方法を使って点を取ることができるんだ」と語ったのはリードオフマンとして1本塁打、2四球、1盗塁の活躍を見せたドージャー。3回表に4号ソロを放ったドージャーは、6回表の先頭打者として四球を選んで出塁すると、暴投、内野ゴロ、タイムリーで生還し、自身の言葉を体現してみせた。

オリオールズとの開幕シリーズを2勝1敗と勝ち越したツインズは、パイレーツとの2試合を1勝1敗で終え、明日からは本拠地ターゲット・フィールドでの試合が続く。まずは本拠地開幕戦を含むマリナーズとの3試合をしっかり勝ち越しておきたいところだ。

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