4日にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでマンチェスター・シティと対戦したリヴァプールは、序盤から猛攻を仕掛けて3-0の快勝を収めた。中でも衝撃だったのは2点目となったMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンのミドルシュートだろう。中盤でこぼれたボールを拾ったチェンバレンは迷うことなく右足を振り抜き、驚くほど速いシュートがネットに突き刺さった。コースも完璧で、あれをセーブできるGKはこの世に存在しないはずだ。
英『METRO』が重ねたのは、2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ・オリンピアコス戦でMFスティーブン・ジェラードが決めた劇的ミドル弾だ。グループステージ突破へ2点が必要だったリヴァプールは、2-1とリードしたまま終盤を迎えた。あと1点が必要な場面で飛び出したジェラードの強烈ミドルにサポーターも実況も大興奮となったが、同メディアは当時の有名な実況と重ねてチェンバレンのゴールを称えている。
チェンバレンは昨夏4000万ポンドの移籍金でアーセナルからやってきたが、当初は移籍金が高すぎるのではないかと批判的な意見も多かった。しかしこのゴールにリヴァプールサポーターも興奮しており、チェンバレンを売却したアーセナルに感謝するコメントが相次いでいる。
「アーセナル、ありがとう!」
「何てシュートだ!」
まだ準決勝進出が決まったわけではないが、可能性は限りなく高くなった。バルセロナ、レアル・マドリード相手にもこの攻撃力が通用するのか試してほしいところで、波に乗った時の赤い悪魔を抑えられるチームは存在しないのではないだろうか。
参照元:twitter
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