4日のチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでマンチェスター・シティを3-0で撃破したリヴァプールでは、やはり得点を挙げたモハメド・サラーやサディオ・マネなど前線の選手にスポットが当たっている。今のリヴァプールの魅力が攻撃陣にあるのは間違いなく、彼らが注目されるのは当然だ。
しかし、このゲームで対面するFWレロイ・サネを封じ込んだDFトレント・アレクサンダー・アーノルドも称賛されるべきだろう。ナサニエル・クラインが離脱を続けている右サイドバックでは頼れる人材が限られているが、アレクサンダー・アーノルドは今回サネに上手く対応していた。ここの1対1で負けていれば危険だったが、アレクサンダー・アーノルドがしっかりと仕事をこなしたことでマンCの攻撃は停滞した。
英『BT Sport』によると、元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏も「粘り強く、規律を守り、集中していた。サネは恐らく今プレミアリーグで最も状態の良いウインガーだが、その彼を支配していた」と絶賛している。
アレクサンダー・アーノルドは1-2で敗れた3月のマンチェスター・ユナイテッド戦でFWマーカス・ラッシュフォードに2得点を許してしまい、その際はポジショニングが悪いと批判も受けていた。そこからパフォーマンスを修正してきたのは見事と言うべきだろう。1対1でもサネに負けず、中に絞ってクロスを跳ね返す場面もあった。リヴァプールがアウェイゴールを与えずに勝利できた一因にアレクサンダー・アーノルドの頑張りも挙げられるはずだ。
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