夢描いた灯籠 夜桜照らす かわたな桜まつり

 子どもたちが将来の夢を描いた灯籠で夜桜を照らす「かわたな桜まつり」が長崎県の東彼川棚町百津郷の城山公園で開かれている。灯籠は13日まで午後6時ごろから9時半ごろまで点灯。8日には町民らの音楽ライブもある。
 町民有志でつくる「かわたな桜援隊(おうえんたい)」(三好史朗代表)が、地元企業の協賛を得て毎年開き、6回目。町内六つの保育園と認定こども園の園児計約330人が「サッカーせんしゅ」や「おすしやさん」など将来の夢を描いたイラストを、灯籠に貼り付け、設置した。
 8日午前11時~午後2時は、園内の野外ステージで町民4組が演奏。子どもたちが楽しめる出店もある。「桜援隊」の担当者、小谷龍一郎さん(41)は「子どもと一緒にぜひ遊びにきて」と呼び掛けている。

子どもたちの描いた「将来の夢」を貼り付けた灯籠で夜桜を照らす「かわたな桜まつり」=東彼川棚町百津郷、城山公園

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