再び降灰、住民ため息 新燃岳噴火

車が通るたびに火山灰が舞う道路=5日午前9時33分、高原町蒲牟田

 霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)が11日ぶりに噴火した5日、高原町や小林市の一部地域では、住民や自治体職員、観光施設職員らが路面や車などに積もった灰の清掃作業に追われた。「終わったのかと思っていたのに…」。久しぶりに多量の降灰に見舞われた地元関係者からは、長期化する噴火活動にため息も漏れる。

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