来季ユナイテッドでキャプテンを担うべき5名の選手

『Sportskeeda』は4日、「来季のマンチェスター・ユナイテッドでキャプテンを務めるべき5名の選手」という記事を掲載した。

今季限りでマイケル・キャリックが現役を引退することが決まったユナイテッド。

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現在のチームには「ピッチ上でのキャプテンがいない」とも言われており、次の主将にはプレーの面だけではないリーダーシップが求められる。

その役割を任せられるのは誰なのか?5名の候補とは。

5:アンデル・エレーラ

このバスク人のMFは、昨季良いシーズンを過ごしてきた。ヨーロッパリーグを制覇し、リーグカップも掲げた。個人的にも、ユナイテッドの年間表彰を獲得した。

彼は強い情熱を持っていることでファンから慕われており、しばしば指示を吠えているところが見られる。

戦士の魂を持り、戦術的指示を送ることが出来、素晴らしい存在感を持っている。

彼のリーダーシップは、昨季のヨーロッパリーグ決勝でも見られた。ムヒタリャンとのポジション交換が決定的なゴールを導いた。

ネマニャ・マティッチが加入してから彼の出場機会は劇的に減ってしまった。ただ、オールド・トラッフォードに残るならば、キャプテンとしての役を任されるべき人物の一人だ。

4:ポール・ポグバ

8900万ポンド(およそ134億円)という驚くべき価格でやってきた男。レスター・シティ戦ではサブになったが、ジョゼ・モウリーニョ監督は『将来のキャプテン』と評する。

ユナイテッドのミッドフィールドで最も重要な存在である彼は、マイケル・キャリックを置き換える候補の一人だ。

なぜかと言えば、モウリーニョは彼の周りにチームを作りたいと思っているからだ。

彼のプレーはロイ・キーンやブライアン・ロブソンのような役割をこなせるし、その足跡をたどっていける傲慢さとポテンシャルがある。

一度離れたとは言えユースの出身であるし、ファンから人気もある。彼をキャプテンにすれば、選手と監督の間の亀裂もないだろう。

しかしながら、問題はポグバのメンタルだ。価格ですでにプレッシャーをかけられている彼に、さらにキャプテンマークを渡していいものか。

3:クリス・スモーリング

ヴィクトル・リンデレフの獲得が行われた後、スモーリングは自身に向けられていた疑惑が間違いだということを証明した。

そして、今季はプレミアリーグで23試合に出場している。経験豊かな28歳のセンターバックは、2010年からユナイテッドでプレーし、もう200回ピッチで戦ってきた。

6フィート4インチの体格を持ち、空中戦の強さを見せる。もちろんユナイテッドの最終ラインでは最も経験を持っている。

少し不穏な空気を漂わせることはあっても、スモーリングはこれまでキャプテンを何度か務めてきた。

もしモウリーニョが彼をキャプテンにしてもいいと決断するなら、「マイク」(ファン・ハールから間違えられた名前)は自明の選択だ。

2:ダビド・デ・ヘア

このスペイン人はこの数年ですっかり世界最高のゴールキーパーになった。2011年にユナイテッドに来て以来、その活躍は目覚ましい。

アレックス・ファーガソンが去った後でいえば、間違いなくユナイテッドのベストプレーヤーである。

もう300試合に出場し、3回のクラブ年間最優秀選手賞を獲得している。

ゴールキーパーがキャプテンに選ばれることはそれほど多くはないが、ウーゴ・ロリスやレフ・ヤシン、ピーター・シルトン、ジャンルイージ・ブッフォンらが務めた。決して珍しいことでもない。

デ・ヘアはもちろんユナイテッドで何度かキャプテンマークを巻いたこともある。

ユナイテッドは彼に新たな長期契約を手渡す予定だ。デ・ヘアがキャプテンになれば、レアル・マドリーも手を出しにくくなるだろう。

1:アントニオ:バレンシア

ジョゼ・モウリーニョが信頼する副官は、キャプテンマークを継承することをやぶさかでないと考えている。

キャリックがいないときには、彼はおおよそキャプテンを務めている。エクアドル代表でもその役割を担っている。来季にはマンチェスター・ユナイテッドでは最長所属の選手にもなる。

32歳のエクアドル人は、過去数年間一貫性を持った選手だった。ウイングとして加入し、その後サイドバックとして活躍。

バレンシアは特に主張が大きい選手ではないが、モウリーニョ監督は彼がパフォーマンスを通じてロールモデルとなれる選手だとみなしている。

高い仕事率と大きな経験は、彼をキャプテンとしての明白な候補にしていると言えよう。

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