バイエルンに来てくれ! CL3連覇も見えてきた名将ジダンに独の闘将がラブコール「ドイツ語も学べるだろう」

レアルを指揮するジダン photo/Getty Images

一時はリーグ戦で結果を出せなかったことからシーズン途中での解任も囁かれたが、レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダンの評価が再び上昇している。リーグ戦ではバルセロナに大差をつけられ、すでにスペイン国王杯でも敗れているレアルはチャンピオンズリーグしか狙えるタイトルがない。しかしチャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンを粉砕し、準々決勝1stレグでは昨季ファイナリストのユヴェントスを敵地で3-0と圧倒。相変わらずの勝負強さを見せている。

PSG、ユヴェントスと優勝候補にも挙げられるチーム相手にしっかりと勝利を収めているのは見事で、選手起用を含めジダンの采配は当たっている。今ではチャンピオンズリーグ3連覇の可能性も十分にあると評価を上げており、またまた名将ジダンが称賛され始めている。

独『ZDF』によると、元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏もジダンの手腕に惚れている。ドイツではバイエルン指揮官ユップ・ハインケスの後任を誰にするかが話題となっており、これまではトーマス・トゥヘルなどの名前が挙がってきた。しかしカーン氏はジダンに来てもらいたいと語っており、ハインケスの理想的な後継者と絶賛している。

「彼はチームのスター選手たちをまとめることができるし、彼自身がスーパースターだった。ビッグプレイヤーの多くは名将にならないものだが、彼は違う。彼はマドリードで全てを勝ち取った。今は3度目のCLに近づいている。バイエルンにとってはパーフェクトだと思うね。彼はフランス語とスペイン語も話すし、ドイツ語も学べるだろう」

やはりバイエルンのようなチームを指揮する人物はタイトル獲得の重圧に慣れていなければならない。その点において短期間でタイトルを複数獲得しているジダンは理想的な存在と言えよう。またバイエルンの目標はチャンピオンズリーグ制覇で、このコンペティションで結果を出していることもジダンが評価される理由だ。カーン氏はドイツ語も覚えられるはずと楽観的に構えているが、ジダンならばバイエルンをもチャンピオンズリーグ制覇に導けるか。

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