UACJ銅管販売、空調用新継手を発売 接続に火器不使用で軽量

 UACJ銅管販売(本社・東京都中央区、社長・根来正昭氏)は5日、空調用冷媒配管向けの新型継手「RGプレス」の販売を始めたと発表した。接続作業に火器を使わないほか、従来品と比較して軽量で低価格。併せて空調配管工事の施工時間短縮にも貢献する。

 建築物の空調配管工事では接合に必要なロウ付け職人の減少や、火器が使用できない現場の増加が課題。市場では従来のロウ付け継手に替わる新たな工法が期待されていた。新製品は火器を使用せず、プレス方式で配管を簡単に接続することが可能。作業現場でのさまざまな課題を解決できる。製造はUACJ銅管子会社の継手メーカーである東洋フイツテング(本社・名古屋市港区、社長・渡邊俊彦氏)が行う。

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