黒岩知事応援へ川崎後援会発足 式典に160人

 川崎市内の各種団体役員らでつくる黒岩祐治知事の後援会の地域組織が5日、発足した。同市川崎区のホテルで同日夜、発会式が開かれ、政財界関係者約160人が出席した。

 会の名称は「黒岩祐治川崎後援会」。会長には宮川病院(川崎区)の宮川政久院長・理事長が就任した。

 発起人で元参院議員の斎藤文夫氏は「県の施設が少ない川崎には県政が遠い存在になってきた。県と川崎を結ぶ接点になれば」と設立経緯を説明。「黒岩知事こそ21世紀の神奈川をリードする人。皆さんと誠心誠意応援したい」と述べた。

 宮川会長は、医学部設立構想などを巡る医師会と知事とのかつての対立を念頭に「医師会との関係は現在はすっきりしている。知事は企業誘致などで実績を挙げてきた。3期目も力を発揮してほしい」とあいさつ=写真。

 黒岩知事は謝辞を述べ、殿町の研究開発拠点や日本民家園などを挙げて「川崎の大広報マンとして世界中に川崎をアピールし続けたい」と力を込めた。

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