あす(7日)にかけて、西日本に黄砂が飛来する見込み。見通しの悪化による交通の乱れや、洗濯物への付着などに注意が必要だ。
きょう6日(金)午後3時現在、朝鮮半島付近で黄砂が観測されていて、視程が5キロメートル未満となっているところがある。また、午後6時までに、長崎と佐賀で黄砂が観測された。あす(7日)にかけて西日本では黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となり、場所によっては視程が5キロメートル未満となるところもある見込み。視程が5キロメートル未満となったところでは、交通への障害が発生するおそれがある。
また、東日本や東北にも飛来する可能性がある。見通しが悪くなるほか、車や洗濯物に付着するなどの影響や、喘息などの症状が悪化することもあるため、対策が必要となる。(気象予報士・及川藍)