リーグ戦でも安定的に勝ち点を積み重ね、チャンピオンズリーグでは準々決勝1stレグでマンチェスター・シティを撃破。リヴァプールは驚くほど良い状態でシーズン終盤戦を迎えている。
しかし忘れてはならないのが、今冬にリヴァプールはMFフィリペ・コウチーニョをバルセロナに売却している。あの時は攻撃力が大きく落ちたと悲観的な意見ばかりだったが、今ではコウチーニョの穴を指摘する者はほとんどいない。モハメド・サラーの爆発もあってすっかり忘れられたようになっている。
英『sky SPORTS』によると、プレミアリーグでのプレイ経験が豊富な元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーはコウチーニョ売却が良い方向に繋がったのではないかと見ており、前線のトリオがより輝きを増したとコメントしている。
「リヴァプールはクロップの下で着実に成長していて、今季も再びステップアップしている。マネ、サラー、フィルミーノが連携してね。どちらかといえば、コウチーニョの退団は災い転じて福をなすだね。前線の3人はコウチーニョが去ってからさらに良いプレイをしているよ」
今季終了後にはライプツィヒからMFナビ・ケイタが合流する予定となっており、現在はチャンスメイカーのアダム・ララーナも離脱中だ。そう考えるとリヴァプールの中盤はコウチーニョを失っても層が厚い。シュウォーツァーの言葉通りクロップ率いるリヴァプールは着実に進歩しており、来季こそリーグ戦でも優勝争いに本格的に絡んでいけるのではないだろうか。
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