ホンダ田辺TD「順調にエンジンセッティングを煮詰めることができ、有意義な一日」F1バーレーンGP金曜

 2018年F1バーレーンGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=7番手/2=8番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1=16番手/2=20番手だった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
 2週間前のメルボルンと比べ、ここバーレーンではより一般的なレーストラックでレースをすることになります。サクヒールのコースがPU(パワーユニット)に対して突き付けてくるチャレンジは、さほど困難なものではありません。予選と決勝が夜間に行われるため、以前、日中にレースが開催されていたころと比べると、気温が低いなかで走ることになるからです。
 
 それでもエンジニアには興味深い試練が与えられます。土曜と日曜に走るコンディションをより正確に評価できるのはFP2です。そのため、その後のセッションのためのエンジンセッティングを行う上で、FP2がもっとも有効なセッションとなります。   

 通常の金曜プログラムにスムーズに取り組み、チーム全体にとって有意義な一日でした。

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