イタリア・セリエAのACミランは5日、「ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督と新契約を結んだ」と公式発表した。
昨年11月27日にプリマヴェーラ監督からトップチームに昇格することになったガットゥーゾ氏。
最初はチームの掌握に苦しんだものの、その後は復調。16試合で9勝4分け3敗という好結果を残してきた。
ヨーロッパリーグ出場権も危うい状況にあったミランにとっては救世主のような存在になっている。
そして今回、彼との契約がついにトップチーム向けのものに更新され、期間も2021年まで延長されることになった。
給与はこれまで年12万ユーロ(およそ1576万円)だったものの、これによって年200万ユーロ(およそ2.6億円)まで増加。さらにパフォーマンス関連のボーナスも付随しているという。
なお、この契約については先月の段階で合意に至っていたものの、中国人オーナー、債権者のエリオット・マネージメント(アメリカの符ヘッジファンド)から許可を得なければならなかったとのこと。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ 「私はとても誇りに思っている。特別な瞬間だった。
そして我々はこれからも旅を続けていかなければならない。
私は懸命に努力して、ミランをあるべきところに導いていくということを約束する。
多くのプレッシャーはある。しかし、それは私にとっては問題のないことだ。
私はマルコ・ファッソーネ(CEO)とマッシミリアーノ・ミラベリ(SD)に感謝したい。
彼らは昨年の夏、私に電話をしてくれた。プリマヴェーラの監督を私に任せたいという考えを持ってね。
私は、彼らに全面的に借りがある。
ミラネッロ(オフィス)の練習場に関係している皆に感謝するよ。指導してきた選手たちにもね。
この契約が結ばれたのは、彼らのおかげだ」
「私はミランのファンが使っている応援歌も歌うことができる。
ミランは私がサポートしてきたクラブだ。そして、その監督であれることに誇りを持っている」