先日はレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントス相手に華麗なるオーバーヘッドシュートを決めたことが話題を呼んだが、レスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司もオーバーヘッド弾を炸裂させたことがあるのを覚えているだろうか。今からちょうど2年前、3月のニューカッスル戦でのことだった。
この試合は現在ニューカッスルを指揮しているラファエル・ベニテスにとっては初陣だったのだが、岡崎のオーバーヘッド弾で沈没するという悔しい初戦となってしまった。あれから2年、7日にベニテスが再びレスターの本拠地キング・パワー・スタジアムにやってくる。
ベニテスは2015-16シーズンにニューカッスルで2部降格を味わったものの、1シーズンでプレミアリーグに復帰。現在は12位につけており、残留へ光は見えている。地元紙『Leicester Mercury』によると、レスターを指揮するクロード・ピュエルも僅か1シーズンで2部からチームを昇格させたベニテスの手腕を評価しており、タフなゲームになると警戒している。
「ベニテスはシーズンを通して見事な働きをしていると思う。2部のチャンピオンシップに落ち、そこからたった1シーズンで戻ってくるのは常に難しいことだよ。チャンピオンシップは24チームあるからゲーム数も多くてタフだ。プレミア復帰1シーズン目に安全なポジションにつけていることもファンタスティックだと思う。今彼らは安全な位置にいる。これはニューカッスルにとって良いことで、我々に対して自由にプレイできる。タフなゲームになるだろう。彼らは良いメンタリティを保ち、プレッシャーもなく自由にプレイできるからね」
残留の不安がなく、レスターに真っ向から挑めるのが今のニューカッスルの強みとピュエルは警戒している。岡崎のオーバーヘッド弾を喰らってから2年、ベニテス率いるニューカッスルがどれだけ成長したのかを見る一戦にもなりそうだ。
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