アーセナルFWアレクサンドル・ラカゼットは、ヨーロッパリーグ準々決勝1stレグのCSKAモスクワ戦で2得点を記録して4-1の快勝に大きく貢献した。まだ2ndレグが残っているが、このスコアならばベスト4進出は堅いと言える。リーグ戦でトップ4入りが困難な以上、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得へ何としてもヨーロッパリーグを制覇しなければならない。
アーセナルは今冬に獲得したFWピエール・エメリク・オバメヤンをヨーロッパリーグでは起用できないため、前線ではラカゼットかダニー・ウェルベックに頼るしかない。今回ラカゼットが2得点を決めてくれたのは大きいが、ラカゼット本人は自分の実力がまだこんなものではないとさらなる爆発を予感させている。
英『Evening Standard』によると、ラカゼットは「アーセナルのサポーターが僕のベストを見たか?まだだよ。だって僕はもっとやれるからね。ただ、リヨンとは大きく異なるからもっと時間が必要だね。リヨンには数年いて、日々よくなっていったからね」とコメントしている。まだ時間は必要と強調しているものの、これ以上の結果が出せると発言している以上サポーターも期待せずにはいられないだろう。
ヨーロッパリーグではアトレティコ・マドリードが最も厄介なライバルになりそうだが、アーセナルはヨーロッパリーグを制覇するルートからチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるのか。ラカゼットには大きな期待がかかっている。
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