『FOX』は5日、「デポルティーボ・ラ・コルーニャのクラレンス・セードルフ監督は、人生最悪の試合について語った」と報じた。
かつてアヤックス、レアル・マドリー、インテル、ミランなどで活躍し、異なった3つのクラブでチャンピオンズリーグ優勝を果たしたという経験を持つセードルフ氏。
2014年に現役を引退した後はミラン、深圳市足、アトレチコ・パラナエンセを指導した後、今年2月からデポルティーボ・ラ・コルーニャの監督を務めている。
彼は「ミラン時代の最悪の敗北は?」という質問に対して以下のように話し、モウリーニョはミランに感謝すべきだと語ったとのこと。
クラレンス・セードルフ (ミランでの最悪の敗北は?)
「それはもちろん、デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦の4-0だよ。
あれはイスタンブールの悲劇(チャンピオンズリーグ決勝でリヴァプールに逆転敗北)を超える、人生最悪の試合だった。
ジョゼ・モウリーニョは、自分が偉大な監督になれたことについて、ミランにまだ感謝していないようだね。
リアソール(デポルティーボ・ラ・コルーニャの本拠地)に行くと、彼らがあの夜に決めたゴールの写真が並んでいるよ。
ここでピッチに行くたびに、私はそれを見ることになる。
それは、あの試合がファンにとってどれだけ重要なものだったのかを気づかせてくれるね。
ミランは当時のスーパーチームだった。そのシーズンのトレブル(三冠)を勝ち取るべき存在だったからね」
2003-04シーズンのチャンピオンズリーグでは、ミランは準々決勝でデポルティーボ・ラ・コルーニャに敗れて大会を去っている。
そして、優勝したのはジョゼ・モウリーニョに率いられていたFCポルトだった。