この名将なくして、バイエルン・ミュンヘンのブンデスリーガ6連覇はなかったかもしれない。同クラブの指揮官を務めるユップ・ハインケス監督が、リーグ制覇の喜びなどを語った。
昨年10月にカルロ・アンチェロッティ監督の後任として、古巣バイエルンの指揮官に4度目の就任を果たしたハインケス監督。チームを見事立て直し、ブンデスリーガの首位を独走した。そして、今月7日に行われた敵地アウクスブルク戦で、先制点を奪われたものの、その後のゴールラッシュで4-1の快勝。5試合を残して、2位のシャルケと勝ち点差が「20」に広がり、6連覇が決まった。
試合後、インタビューに応じたハインケス監督は「最終的に監督がすべての責任を負うが、サッカーは選手たちが主人公なんだ。私には素晴らしいコーチ陣がいるし、全員が素晴らしい仕事をした。これは全員にとっての成功だよ。すでにロッカールームで良い音楽とともに祝杯をあげた。全員が喜べて非常に素晴らしいね」とコメント。クラブの公式サイトが伝えた。
さらに前任者のアンチェロッティ監督へ「イタリアにいる彼にもお祝いの言葉を贈りたい。今季の序盤戦は、彼がチームを率いたんだからね。彼は偉大な監督であり、偉大な人物でもあるんだ」とメッセージを送っている。
バイエルンの救世主として、リーグ制覇へ導いたハインケス監督。この勢いで、チームを欧州制覇へも導くことができるのか。
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