きょう8日(日)は、この時期としては強い寒気が流れ込み、全国的に平年を下回る気温の所が多くなった。
　また、日本海側を中心に大気の状態が不安定になり、落雷や突風が発生したり、山沿いを中心に積雪も観測された。この先も、天気は周期的に変わり、気温の変化も大きくなりそうだ。体調管理等には引き続き注意が必要となる。

　週明けのあす9日(月)は、日本海側では引き続き大気の状態が不安定で、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要だ。
　また、山沿いでは引き続き雪となる所もある見込みで、雪による交通障害などにも注意が必要となる。一方、太平洋側では晴れる所が多い見込みだが、一部でにわか雨がありそうだ。

週の中頃は春の嵐のおそれ

　水曜日から木曜日頃にかけては低気圧が発達しながら日本付近を通過する影響で、全国的に風が強まり、荒れた天気になるおそれがある。
　また、低気圧が通過したあとは北から冷たい空気が流れ込み、北日本を中心に寒の戻りがありそうだ。一方、西日本や東日本では暖かな空気に覆われ、週の中頃にかけては気温が日に日に上がる傾向で、木曜日は東京都心などで25℃以上の夏日になる見込み。
　気温の変化が大きくなるため、引き続き体調管理や農作物の管理等にも注意が必要だ。（気象予報士・佐々木聡美）