山崎金属産業、航空・宇宙関連JISを群馬工場(第3工場)が認証取得

 山崎金属産業(社長・山崎洋一郎氏)の群馬工場(第3工場)は5日、航空・宇宙関連の品質マネジメント規格「JIS―Q―9100/2016」認証を取得した。高いレベルの製造プロセス管理で品質を引き上げる。中長期的に成長が見込まれる航空宇宙産業への市場開拓を目指す。

 JIS―Q―9100を取得したのは、NC設備など大型設備を設置して機械加工事業を展開する群馬工場の第3工場。同社としては全事業所を通じて初めての同認証の取得となる。登録範囲は「航空宇宙用金属部品加工」、「鉄道車両用金属部品加工」で、日本検査キューエイが認証した。

 山崎金属産業は今回のJIS―Q―9100の取得を機に、航空・宇宙分野への営業を本格化する。アルミやステンレスをはじめとした素材の加工ノウハウを生かし、既に取引関係にある重工メーカーなどへ提案を進めるほか、新規顧客へのアプローチも強化する。

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