ついにW杯まで2ヶ月あまりとなり、日本サッカー界に激震が走るようなニュースが流れた。
本大会を直後に控えながら、突如ヴァイッド・ハリルホジッチ代表監督が解任されるというのだ。その真偽は不明であるが…。
これまでにもW杯の直前に監督を変えたチームがなかったわけではない。そこで、1994年以降に限定してではあるが、本大会と同じ年に指揮官を変えたチームの成績を振り返ってみよう。
2010年ナイジェリア:ラーシュ・ラガーベック
W杯:1分け2敗、GL4位(敗退)
2010年コートジボワール:スヴェン=ゴラン・エリクソン
W杯:1勝1分け1敗、GL3位(敗退)
2006年トーゴ:オットー・フィスター
W杯:3敗、GL4位(敗退)
2002年南アフリカ:ジョモ・ソノ
W杯:1勝1分け1敗、GL3位(敗退)
2002年ナイジェリア:フェスタス・オニングビンデ
W杯:1分け2敗、GL4位(敗退)
2002年チュニジア:アンマール・スアヤー
W杯:1分け2敗、GL4位(敗退)
1998年カメルーン:クロード・ルロワ
W杯:2分け1敗、GL4位(敗退)
1998年サウジアラビア:カルロス・アウベルト・パヘイラ
W杯:1分け2敗、GL4位(敗退、パヘイラ氏は2試合目終了後に解任)
1998年南アフリカ:フィリップ・トルシエ
W杯:2分け1敗、GL3位(敗退)
1998年イラン:ジャラル・タレビ
W杯:1勝2敗、GL3位(敗退)
1994年カメルーン:アンリ・ミシェル
W杯:1分け2敗、GL4位(敗退)
1994年サウジアラビア:ホルヘ・ソラーリ
W杯:2勝1敗、ベスト16進出
12チーム中グループステージを勝ち抜けたのは、わずか1チーム!
32チーム制となった1998年のフランス大会以降はゼロであり、なかなか厳しい結果となっている。