コロンビアのエースこそバイエルン6連覇のキーマン 日本代表の敵が準備万端でロシアへ

バイエルンで調子を取り戻したハメス photo/Getty Images

先日アウグスブルクを4-1で撃破し、ブンデスリーガ6連覇を達成したバイエルン。ユップ・ハインケスが指揮官に復帰して以降は圧倒的な力を見せつけ、再び3冠獲得を狙える位置にいる。名将の下でチームは大きく成長しているが、今季のキーマンは誰だったのか。

ブンデスリーガ公式は昨夏レアル・マドリードからやってきたMFハメス・ロドリゲスをブンデス制覇のキーマンに挙げている。ハメスはカルロ・アンチェロッティ体制では苦戦したものの、ハインケスに代わってからは持ち前の技術を存分に発揮。リーグ戦では6得点10アシスト、パス成功率も89%に達している。また同サイトはコロンビア代表の時よりも低い位置で起用されることが多く、これがバイエルンの攻撃に多くの選択肢を与えることになったと称賛。ハメスが絡むおかげでゲームメイクの質が大幅に高まったとの評価だ。

ハメスがエースになっているコロンビア代表といえば、ロシアワールドカップで日本代表と同組だ。同サイトはハメスの未来は明るいとロシアの地での爆発に期待しており、ブンデスリーガを代表するスターの1人として大きな成果を手にするはずとの見方だ。日本にとっては何とも厄介な話だが、ハメスはバイエルンで心身ともに準備万端だ。最高の状態でロシアW杯へ臨んでくるだろう。4年前のブラジル大会以上に厄介な存在になるかもしれない。

同サイトはまだハメスはピークに達していないかもしれないと恐ろしい予想までしており、ハインケスもまだ成長できるとコメントしている。バイエルンに新たな風を送り込んだコロンビアのエースはこの勢いを代表にも持ち込むのか。

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