Dバックス球団初開幕3カード連続勝ち越し 乱闘騒ぎも

【ダイヤモンドバックス4-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

1点ビハインドの7回表に二死一、二塁からニック・アーメッドのしぶといタイムリーで同点に追い付いたダイヤモンドバックスが、8回表にデービッド・ペラルタの2号ツーランとA.J.ポロックの1号ソロで3点を勝ち越し。8回裏をセットアッパーのアーチー・ブラッドリー、9回裏をクローザーのブラッド・ボックスバーガーが無失点に抑え、カージナルスに4対1で勝利した。これでダイヤモンドバックスは球団史上初となる開幕から3カード連続勝ち越しの好スタート。2番手として登板し、7回裏の1イニングをパーフェクトに抑えた平野佳寿には記念すべきメジャー初勝利が記録された。

乱闘騒ぎが発生したのは2回表のダイヤモンドバックスの攻撃中だった。初回にペラルタが見逃し三振に倒された際に、主審のティム・ティモンズのジャッジに不満を持っていたダイヤモンドバックス。2回表の先頭打者であるポロックは、微妙な判定で見逃し三振に倒れると、ティモンズに抗議を始めた。選手を守るためにベンチを飛び出したトーリ・ロブロ監督は、ティモンズに対して抗議を開始するやいなや退場を宣告され、その後はロブロから何かを言われたカージナルスのヤディアー・モリーナがヒートアップ。両軍総出の乱闘騒ぎとなった。ロブロは試合後、「自分の発言を撤回したいね。彼(=モリーナ)を直接批判する意図はなかったんだ」と2回表の乱闘騒ぎについてコメント。試合については「タイワン(・ウォーカー)が素晴らしい仕事をしてくれた」と6回1失点の好投を見せた先発右腕を称えていた。

© MLB Advanced Media, LP.