ランドローバー、5代目『ディスカバリー』に多彩なコネクティビティ機能を追加

 老舗4WDブランドとして君臨するランドローバーのラインアップにあって、連綿と7人乗りモデルが設定され「もっとも多用途性を持ち、悪路走破性能が高い」と評される『ディスカバリー』に、2018年モデルが登場。日本市場でも4月2日より発売開始となっている。

 昨年のワールドプレミアから、2018年を前に日本でも発売が開始された最新の5代目ディスカバリーは、先代モデルが採用していたオフローダーの代名詞とも言えるラダーフレームの進化版、“インテグレーテッド・ラダーフレーム”を廃止し、オールアルミモノコックボディという近代的な成り立ちに生まれ変わった。

 その最新ボディにどちらも3リッターV型6気筒のガソリン、ディーゼルを搭載。7人乗りの快適なシートとオールエアサスペンションの組み合わせは、2段階のオフロードモードを備えた最新のクロスリンク式電子制御エアサスペンション・システムに進化。

 路面の状況に応じてエンジンやギヤボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどのセッティングを自動的に最適化するテレイン・レスポンス2があらゆる路面状況において最良のドライビングを提供し、悪路走破性能の向上はもとより、さらなる快適性をもたらす大きな進化を遂げた。

 そのディスカバリーに、最大8つのデバイスに対応するWi-FiホットスポットのLTE化、車両から離れた場所でドアのロックや解除、シートやエアコンの設定ができる“リモートプレミアム”や、最適化されたスマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる“InControlアプリ”、緊急時にスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールができる”プロテクト”など、多彩なコネクティビティ機能を標準装備として追加。

 電話やエンターテインメント機能を操作できる12.3インチの高解像度インタラクティブ・ドライバー・ディスプレイも、2018年モデルより標準装備となるほか、走行速度やナビゲーション情報をフロントガラスに映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)と、快適な車内空間を提供するナノイーエアコン(イオン空気清浄機能付エアコン)をオプション装備に追加している。

 また、リヤシートを折りたたむとラゲッジルームは最大2406リッター(通常時は258リッター)と大容量で、シート周辺にもタブレット端末やボトルを複数収納できるスペースを設けるなど、室内のユーティリティ性能の向上も目を見張るものがあり、日常からアウトドアなどのアクティビティまで、幅広いシーンで活躍するモデルとなっている。

 ウェアラブル技術を活用したウォータープルーフ仕様・耐衝撃のリストバンド型アクティビティキーや、2列目、3列目のフルサイズ7シートの設定をリモートで変更できるインテリジェント・シート・フォールド機能も引き続き用意され、価格は819万7000~941万7000円となっている。

Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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