登山シーズンを前に長崎県雲仙市小浜町の仁田峠展望所で8日、雲仙岳の山開き式があった。登山客の安全を祈願した後、登山道周辺の清掃活動をした。
「雲仙を美しくする会」(七條健会長)が毎年実施。市や雲仙温泉観光協会、雲仙署などの関係者約60人が参加した。七條会長は「自然豊かな雲仙の魅力を守り、登山客を迎え入れたい」とあいさつ。神事で玉串をささげ、1年間の無事故を祈願した。
式後は、参加したボランティアガイドや県立島原農業高の生徒らが、展望台周辺や普賢岳登山道を歩きながら清掃活動。まだ雪が残る妙見神社周辺では、たばこの吸い殻などを拾い集めた。
雲仙岳、山開き 登山客の安全祈願
- Published
- 2018/04/10 00:16 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:44 (JST)
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