Dバックス・ゴッドリーが7回無失点の好投でジャイアンツ打線圧倒

【ダイヤモンドバックス 2-1 ジャイアンツ】@AT&Tパーク

現在、ナ・リーグ西地区首位を走るダイヤモンドバックスは日本時間4月10日からジャイアンツとの3連戦に臨む。大事な初戦の先発マウンドを託されたのは連勝を狙うザック・ゴッドリー。武器のカーブで相手打線を翻弄する彼の投球スタイルはこの日も冴えてチームを勝利に導く原動力となった。

日本時間4月4日のドジャース戦で今季初登板を飾ったゴッドリーは7回4安打1失点と安定した投球をみせて勝利投手となっている。そんな彼を今回も援護したい打線は初回に相手先発、デレク・ホランドの立ち上がりを攻めてポール・ゴールドシュミットのスリーベースとA.J.ポロックの犠牲フライで2点を先制した。チームは幸先の良いスタートを切り、ゴッドリーはその裏に2つの三振を奪うなど3者凡退で抑えた。その後もカーブでジャイアンツ打線に的を絞らせず、3回裏には3者連続三振を奪うなど4回終了時には既に8奪三振と安定感抜群の投球を披露していた。最終的には7回4安打9奪三振無失点で降板した。

一方で初回に失点したホランドも2回以降は立ち直り、ヒットは初回に許した2本のみで6回まで8奪三振と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。ゴッドリーを打ちあぐねていたジャイアンツ打線は8回裏に2番手・平野佳寿が登板すると得点チャンスをつくる。この回の先頭打者のブランドン・クロフォードがツーベースで出塁すると進塁打を挟み1死三塁とする。ここで打席に立ったグレゴリー・ポランコの内野ゴロの間にジャイアンツが1点を返すが反撃もここまで。平野は失点するも3ホールド目を記録している。

最終回はアーチー・ブラッドリーが締めてダイヤモンドバックスが2対1で接戦を制した。これでチームは8勝2敗、2位・ロッキーズとは3.5ゲーム差となり開幕から好調を維持し続けている。

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