GG賞捕手・マルドナードが好走塁 エンゼルス快勝

【エンゼルス8-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

日本時間4月10日のレンジャーズ戦に大谷翔平は出場しなかったが、エンゼルスはレンジャーズ投手陣に13安打8得点の猛攻を浴びせ、8対3で快勝した。2号ソロを放ったアルバート・プーホルスを筆頭に5選手がマルチヒットを記録し、出場した野手10人のうちヒットが出なかったのは3番のジャスティン・アップトンと9番のライアン・シンプだけ。マイク・ソーシア監督が「打線のどこからでも点を取ることができている」と語るように、1番のザック・コザートから途中出場で9番に入ったクリス・ヤングまで、7選手が打点を記録した。今季の68得点と18本塁打はメジャートップ。得点力のある打線が8勝3敗の好スタートを支えている。

快勝した今日の試合で光ったのは「8番・捕手」でスタメン出場したマーティン・マルドナードの活躍だ。昨季自身初のゴールドグラブ賞を獲得したディフェンス面はもちろんのこと、打撃面でも3打数2安打2打点をマーク。6回表にはリードを3点に広げるタイムリーを放ったあと、ヤングの二塁打で一塁から本塁へ爆走し、相手捕手のタッチを見事にかわす好走塁でチームに5点目をもたらした。マルドナードは自身の好走塁について「頭からいくべきか足からいくべきか迷ったんだ。どっちを選んだか覚えてないけど、上手くいってよかったよ」とコメント。8回表にはリードを4点に広げるダメ押しタイムリーを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

© MLB Advanced Media, LP.