オーストラリア代表、W杯ユニフォームを発表!ホームはあの「プレーオフ」に触発

4大会連続5回目のW杯出場が迫っているオーストラリア代表。そのロシアW杯で着用する新しいユニフォームが5日、キットサプライヤーのNikeとFFA(オーストラリアサッカー連盟)の両方から発表された。

今回のユニフォームはホーム、アウェイともに従来の物とは一線を画す、特徴的なグラフィックを施したデザインに仕上がっている。

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Australia 2018 Nike Home

色は伝統的なゴールド/グリーンだが、Nikeによるとホームキットのデザインは、2005年11月に行われたドイツW杯予選・大陸間プレーオフ第2戦のスタジアムで見た光景「金の海」にインスパイアされたという。

ウルグアイ代表と争った大陸間プレーオフ。アウェイでの第1戦を0-1で落としたオーストラリア代表は第2戦を前に、スタジアムを「金の海」にしてサポートして欲しいとファンに要望。結果、82,000人を超える大観衆によってスタジアムはゴールドで埋め尽くされ、後押しを受けた代表チームはPK戦の末に32年ぶりの本大会出場を決めた。

両袖と肩のグラフィックがユニークだが、デザインが「金の海」だけあって、これは岸に向かってくる海の大波(ローリング・ウェーブ)を描いている。

レプリカユニフォームのエンブレムは、FFAのシンボルマークを中心にカンガルー(左)とエミューの2頭の動物が描かれている。

一方こちらは選手用のユニフォームで、エンブレムはレプリカ版とは異なり、オーストラリア国章に近いデザインの物を使用している。

Australia 2018 Nike Away

発色が良いダークグリーン(正式にはプログリーン)は、ホームキットと同じく2005年当時のアウェイキットに近い。ダイアゴナルのラインが特徴的なデザイン。

背面の首元にある星は、国旗や国章に用いられているコモンウェルス・スター(七芒星)。

アウェイキットも選手用のエンブレムは国章に近いデザインが使われる。なおユニフォームはホーム、アウェイともヴェイパーニットを採用していないので、あの特徴的なギザギザのグラフィックは見当たらない。

ホーム、アウェイともにパンツ、ソックスはシャツと同じ色を基調としている。ソックス前面にはスウッシュ(Nikeロゴ)のグラフィックが入る。

ホームキットのネームナンバーはダークグリーン。ジョシュア・ブリランテのネームナンバーが公開された。

別の画像ではパープルのGKユニフォームも公開された。

この新しいユニフォームは、女子代表がヨルダンで開催中のAFC女子アジアカップでいち早く着用している。なお男子代表は6月のハンガリー代表戦から使用予定とのこと。

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