“春サーフィン”楽しむ 長崎・下黒崎 愛好家「少しの波にも乗りたい」

 長崎市下黒崎町の海岸で、今年もサーフィンをする愛好家の姿が目立ち始めた。晴れ渡った8日はあいにく“膝サイズ”の小さい波。サーファー5、6人が根気強く波を待ち、波乗りを楽しんでいた。
 長崎市住吉町のサーフショップ「ウエスティーサーフ」によると、南風が吹く春にサーフィンできる波が立ち始めるという。店の常連客で同市赤迫2丁目の会社員、本田潤二さん(41)はサーフィン歴20年。この日は約2時間海に入った。「本シーズンは6月。いい波が来る。体を慣らすためにも今は少しの波にも乗りたい」と目を輝かせる。
 夏場は日の出とともにサーフィンをして、その後出勤する人もいるという。

サーフィンを楽しむ愛好家たち=長崎市下黒崎町

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