10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝(2ndレグ)で、ローマに0-3で敗れたバルセロナ。2戦合計スコア(4-4)で並んだものの、アウェイゴールの差によりバルセロナの敗退が決定している。
1stレグで得た3点のリードを守り切れなかった同クラブだが、今後は敵地での戦い方を見直す必要があるだろう。直近3シーズンの決勝ラウンドでの戦績をまとめたところ、同クラブは敵地で行われた直近5試合で0勝1分け4敗と苦戦している。また、この5試合の総得点が1であるのに対し、総失点が13にまで跳ね上がるなど、試合を全くコントロールできていない状況だ。
また、敵地での戦いを苦手としている様子は他の数値にも表れている。今季のローマ戦においてもバルセロナは本拠地で行われた1stレグで87%のパス成功率を記録したのに対し、2ndレグでは78%と、パスワークに苦慮している。本拠地カンプ・ノウとは異なるピッチコンディションや相手サポーターから受ける圧力の違いなど、様々な要因が考えられるが、更なる躍進にむけて克服しなければならない課題と言えるだろう。
(※)本文中の数値はUEFA公式ホームページより引用。
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