試合終盤の猛攻で好調・メッツが鮮やかな逆転勝利

【メッツ8-6マーリンズ】@マーリンズ・パーク

開幕からの9試合で8勝1敗、しかも現在6連勝中と絶好調のメッツが、日本時間4月11日のマーリンズ戦でもその勢いを見せつけた。2度のビハインドを背負いながら、ことごとく同点に追い付き、最後は9回表にヨエニス・セスペデスの2点タイムリー二塁打で勝ち越し。2点ビハインドの8回表に1点差に詰め寄る1号ソロを放ったウィルマー・フローレスが「信じられないよ」と語った逆転勝利でメッツは今季の成績を9勝1敗とし、球団史上最高のスタートを切った。

試合中盤以降に相手にリードを許しても、今のメッツにはそのビハインドを跳ね返す強さがある。この日は先発のジェイコブ・デグロムが5回裏に4点を失い、マーリンズに逆転を許したものの、直後の6回表にフアン・ラガレスの犠牲フライですぐさま同点。7回裏にジャスティン・ボーアの2号ツーランで勝ち越されると、直後の8回表にフローレスとアズドゥルバル・カブレラの一発であっという間に追い付いた。そして、9回表にセスペデスの一打で勝ち越し。最後はクローザーのジューリス・ファミリアが三者凡退に抑え、今季6セーブ目をマークした。「相手が1点を取れば、僕たちは2点を取る。チーム一丸となって戦うことができているよ」とフローレスは誇らしげに話していた。

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